働きたい人へ

わたしたちは、障がいのある方ひとりひとりと出会う中で、その方が見えている世界に想いを寄せ、なにをしているときが自分らしくいられ楽しいと感じられるかを、ともに創り上げていきます。
わたしたちは、「楽しい」につながるアンテナを張り巡らせ、障がいのある方が自分からなにかを創りだすきっかけを大事にしています。しかし、わたしたちの世界観や価値観を押し付けることや、一方的に指導することは決してせず、自分から何かをしたくなる気持ち（内なる初期衝動）を大切にし焦らずそのときを待ちます。

ただ障がいがあることで、そのような気持ちを自分では見つけづらく、また、そのきっかけに出会えないこともたくさんあります。だからこそ、わたしたち自身も、自分から何かを創りだすエネルギー（想像の源泉）を日々大事にしています。

よくある質問

Q1. 福祉関係の仕事をしたことがありません。働けるのでしょうか。: A1.

福祉関係の業務経験は問いません。未経験の方でも働けます。

どんなお人柄なのか、今までどんな経験をされてきたのか、何をしているときが楽しいのかなど面接時にお聞かせください。
利用者への支援については、先輩スタッフが同行して、利用者のことや支援方法などを教えてくれます。

Q2. 音楽やアート活動が特色であると思いますが、そういったことに精通していないとだめなのでしょうか。: A2.

そんなことはありません。

まず、わたしたちが大事にしていることは、うまいへたは関係なくスタッフ自らが楽しむことです。そのエネルギーは、みんなに伝わり、楽しさが広がります。そして、利用者に対して、決して「指導はしない、楽しいときを分かち合う」ことを大切にしています。

Q3. 働きながら資格を取得することや、研修を受講することはできますか。: A3.

一定の条件はありますが、資格を取得する際の補助制度があります。

受講したい研修の日時があらかじめわかっていればシフト調整ができるので働きながら研修を受講することができます。
あと、年２回、法人研修を開催して、従業員全体で学ぶ機会を作っています。

Q4. 昇給の仕組みはどのようになっていますか。: A4.

毎年４月に職員各人の勤務成績を査定した人事評価によって決定します。

能力、資格、経験、技能等を総合的に勘案し評価します。

Q5. 表現活動の支援以外にどんな仕事があるのでしょうか。: A5.

利用者へのトイレや食事といった直接援助や相談援助、送迎、パソコンを使った事務仕事、事業所の衛生管理等があります。

利用者の生活支援を行う部署もあるので、利用者の通院付き添いや入浴支援や余暇支援といった業務もあります。

働く人の声

利用者さんの「楽しい」、そしてスタッフの「楽しい」から、
いろんな活動生まれていくのが、ハイテンションの良さ

戸田　淳介

子どもに関わる仕事をアルバイトでしつつ、趣味で音楽を続けていましたが、あるとき友人から「音楽で子どもと関わる仕事があるよ」と教えてもらい、ハイテンションに見学に行きました。

音楽はもちろんのこと、そこに集まる人たちが、自分のやりたいことをしながら、のびのびと過ごしている様子を見て、ここにいたら毎日が楽しそうだなと思い働き始めました。

利用者さんとの関わり方などは上司や先輩から、丁寧に教えてもらい、福祉の現場はほとんど初めてでしたが、不安なく仕事を覚えていくことが出来ました。始めはアルバイトでしたが、しばらくして正社員となり、働きながら資格を取って、今は生活介護事業所「Jump」の、サービス管理責任者をしています。

利用者さんの「楽しい」、そしてスタッフの「楽しい」から、いろんな活動が生まれていくのが、ハイテンションの良さだと思っています。これからも、のびのび、楽しく、にぎやかに、みんなと過ごしていきたいなと思います。

先輩や同僚には気さくで協力的な人が多く、
育児と両立しながら楽しく続けてくることができました。

小西　夏希

上の子が１歳になるタイミングでパート職員からスタートしました。
それまで福祉の仕事に就いたことがなく、また、子どもがまだ幼いということもあり「うまくやっていけるかな」、「職場に迷惑をかけないかな」など、不安も多くありました。しかし、先輩や同僚には気さくで協力的な人が多く、育児と両立しながら楽しく続けてくることができました。

介護職員初任者研修は入職と同時に受講しました。その後、より専門性の高い知識を持って職務に従事したいと考え、入職から6年後に介護福祉士の資格を働きながら取得しました。

現在はパート職員から正社員へとキャリアアップし、介護職以外にも前職の経験を活かしてバンドTシャツやフライヤーなど、デザイン関連の業務も合わせて行なっています。

さて、あんなに小さかった上の子も、今では立派な小学生。私の仕事にも興味を持ってくれる年頃となり、「ハイテンションってどんなところ？」と、聞かれます。

福祉と芸術が混ざったご機嫌な事業所で楽しく仕事をしています！

神戸　晴弥

福祉の専門学校を卒業後、老人ホームで4年働き製造や営業の仕事を経て2019年からNPO法人ハイテンションで働いています。

自分の中で福祉と言えば高齢者福祉だったので、最初はハイテンションのみんなのパワフルで活発、元気なパワーに圧倒され毎日頭が痛くなる日々でした笑

そんな自分も今では「自分の好き」を活かして、利用者さんと一緒に事業所の看板を作成したり、音楽活動のプログラムとしてギターを弾いたりと、福祉と芸術が混ざったご機嫌な事業所で楽しく仕事をしています！
2022年には半年間の育児休業を取得し子供の成長を近くで感じる事ができ、車とグミが大好きな元気な子が育ちました。

今後も利用者さんの必要としている支援と、その人らしさの表現活動をハイテンションのスタッフみんなでサポートしていきたいと思います。